冷凍弁当宅配で人気を集めている食宅便のお試しを実際に利用してみました。
食宅便は自分に合った目的の食事を選べるように細かく選べるコースが分かれています。特に制限食にする必要が無い人は「おこのみセレクトコース」を選んで自分の食べたいものを7食選ぶのがおすすめですし、制限食を食べたい人には次のコースが用意されています。
- 塩分ケア
1食あたり塩分2g以下 - カロリーケア1200
1食あたり400kcal(ご飯100gと一緒に食べた場合) - カロリーケア1600
1食あたり530kcal(ご飯150gと一緒に食べた場合) - たんぱくケア
1食あたりたんぱく質13g、塩分2.0g、カリウム500mg、リン270mg以下(ご飯150gと一緒に食べた場合) - 糖質制限食
1食がかぼちゃの煮物一切れとほとんど同じ低糖質弁当。ダイエットしたい方にもおすすめ - ダイエット食
現在の体重の5%減量を目指すプログラム。 - やわらかい食事
見た目そのままやわらかい食事なので高齢者にもおすすめ
この7種類から自分に合った目的のコースを選ぶことで簡単に食事制限を始めることができます。
紹介内容
食宅便のメリット
食宅便は厳選した素材で、なるべく家庭の味に近づくよう研究されて作られた冷凍宅配弁当です。冷凍宅配弁当の多くが病理食や介護食メインなのに対し、食宅便はお子様からお年寄りまで食べられる弁当を念頭に作られています。
忙しい主婦の手間も省いてくれる食宅便の冷凍弁当が他より優れているメリットポイントを書き出してみました。
食宅便はメニューが豊富
1週間分のコース料理だけでも40コース以上、自分で毎日の料理を好きに組み合わせるメニューだけでも50料理以上あるので自分の好きなものを簡単に注文できます。
特に好き嫌いが無い人で種類が多いすぎて毎食選ぶのが面倒だという人は、「低糖質コースやおまかせコース」「塩分ケアコース」「低カロリーコース」など出来上がったコースを選べば食宅便の方でバランスよく選んで配達してくれるので迷う心配もありません。
毎食料理を選びたい人は自分で好きな冷凍弁当を1週間分(7食)選べる「おこのみセレクト」がおすすめです。どれにしようか本当に迷ってしまうほど多い豊富なメニューは嬉しい悩みでもあり、食宅便が人気になった最大の理由でもありメリットポイントです。
カロリー・塩分が控えめ
食宅便はどの料理を選んでもカロリーが高すぎないように作られていますし、塩分に関しては1食あたり1.5g~3g以下に抑えられています。
健康的な食生活を手軽に送れるように食宅便は栄養バランスだけでなく味付けの塩分量にも配慮しているので安心して食べることができるように作られています。
日本人は1日10g程度の塩分を摂取していると言われていますが、この数値は塩分を摂取しすぎです。食生活が原因で高血圧になってしまう可能性もあるため少ない塩分で味付けすることはとても大切なことなんです。
食宅便は冷凍弁当だから賞味期限が長い
※2018年10月に配達された冷凍弁当の賞味期限です。
弁当の種類にもよりますが食宅便は冷凍弁当なので賞味期限がとても長いです。具体的には、2018年10月上旬に配達されてきた冷凍弁当が、短いもので2019年3月末まで、長いものだと2019年9月末まで賞味期限があるものもありました。
賞味期限は5ヶ月~11ヶ月程度ととても長くなっているので、急いで食べなくても食べたい時に電子レンジで温めて手軽に食べられるのもメリットポイントです。
食宅便はポイント交換がある
食宅便はポイント制度を導入している珍しい宅配ご飯です。
ポイントはお弁当の購入時に付与されるものと購入回数5回ごとに付与されるものの2種類です。ポイントは専用のカタログから好きな景品と交換出来たり、食宅便購入に利用したりと使い方が自由です。
つまり、継続して利用するほどポイントが増えてポイントでお弁当を注文できたり、景品と交換したりできるのも食宅便ならではの面白い取り組みです!
食宅便にはデメリットもある
いいところだけ紹介してきましたが、私が実際に食べてみて「これはちょっとデメリットだな」と感じたこともあります。デメリットについても書き出してみたいと思います。
作りたてではなく冷凍弁当
他社の冷凍弁当と比較して食宅便の味がいくらおいしいと言っても、やっぱり作りたて弁当ではなく冷凍食品となっている食宅便のお弁当が寂しいと感じる人もいるはずです。
私は毎日冷凍弁当を電子レンジで温めて食べていましたが、ふとした瞬間に虚しくなることもあったので、やっぱりたまには作りたての温かいご飯が食べたくなるものです。
冷凍食品はいつでも好きな時に食べられるメリット、衛生面のメリットなどもありますが、冷凍食品という部分に抵抗を感じてしまう人も居ると思います。
宅配された商品の受け取りが必要
食宅便は食宅便のスタッフが届けてくれるわけではなく、一般の宅配業者(ヤマト運輸)が配送を行っています。そのため、通常の荷物などと同じように宅配されるため、商品の受け取りを行う必要があります。
「ワタミの宅食」ではワタミが無料で設置してくれる鍵付きの宅配ボックスか発泡スチロールの箱に専任の配送スタッフがご飯を入れておいてくれるので、不在時でも受け取りの必要がありません。
食宅便は一般の配送業者を利用しているため不在時には不在票が届くようになります。個人で宅配ボックスを設けている人でもクール宅急便は宅配ボックスへの配送不可の商品になるため、受け取りを行う必要があります。受け取りを行わなくてはいけないという点はデメリットと言えます。
食宅便の選べるコース一覧
豊富なメニューが人気の食宅便のお料理ですが、コースによってその特徴は異なります。ではその特徴がどうなのか少しでもわかりやすいように表にしてそれぞれ見ていきたいと思います。
※写真で紹介している弁当は2018年10月19日のメニューですので変更になっている可能性もあります。
おこのみセレクト
おこのみセレクトは好きなお弁当を自分で1週間分(7食)選んで注文するセミオーダータイプのコースです。
好きなお料理をおいしく食べたいという人におすすめのコースで、自分の好みに合わせてお弁当を一つ一つ注文できます。お弁当は和食・洋食・中華・メインが肉料理・メインが魚料理57種類から選べ、自分の食べたいものを選ぶ楽しさもあります!
おまかせコース
おまかせコースは1週間分のメニューがすべて決まっているコースで、選ぶ手間が省けます。
コース内容は低糖質で構成されたコースとおまかせコースとに分けられます。また、毎週注文する手間を省く購入方法の定期便というコースもあり定期便で購入した場合は一度注文すれば次の週も自動で配達してくれるコースです。
品数がありすぎて自分で選ぶのが面倒な人はおまかせコースがおすすめです!
逸品おかず
逸品おかずは普段の食事に一品プラスすることを目的に作られたおかずセットです。ボリューミーでこれ一つでメーンとなるおかずが食卓を彩ってくれます。
私の場合は夫婦でお弁当を食べて少し満腹感が足りなかった時に半分ずつ逸品おかずを食べたりして活用していました。
食宅便の目的別に選べるケアシリーズ7食
食宅便のコース料理の中でも塩分やカロリーなど健康配慮コースはケアシリーズとして扱われています。求められる料理に合わせた調理法でおいしく仕上げたコース料理はどれも逸品でし、制限食が必要な人にとても助かるサービスです。
【食宅便】塩分ケア
塩分ケアシリーズは1食当たりの塩分目安が2.0g以下の料理をセットにしたものです。塩分を2.0g以下に抑えることで塩分摂取制限が必要な人でも食べることができる料理に仕上げています。
また、現在日本の成人は1日に10gの塩分を摂取していると言われていますが、この数値は塩分を摂取しすぎな数値です。現在日本が目標としている数値は1日男性なら8g未満、女性なら7g未満としていますが食宅便の塩分ケアならこの数値をしっかりとクリアしています。
塩分を控えることで高血圧予防や腎臓病など様々な疾患予防になるため濃い味付けを毎日食べている人は食宅便の塩分ケアの食事を取り入れてみることをおすすめします。
【食宅便】カロリーケア1200・1600
カロリーケア1200、1600は1食当たりのカロリーを400Kcalと530Kcalに抑えられるように考えられたメニューです。
どちらのコースも150gのご飯と合わせて食べることで、1食あたりのカロリーが400Kcalと530Kcalに抑えられるもので、1日3食にした場合、1日の摂取カロリーが1200Kcalと1600Kcalになることからコースが1200と1600と名付けられているものです。
ご飯を食べてもカロリーが抑えられる計算で作られているのでバランス良い食生活をしたい人におすすめです。
【食宅便】たんぱくケア
タンパクケアのメニューは1食あたりのタンパク質がおおよそ13g、カリウムが500㎎、リンが270㎎以下になるように献立されたものです。療養食として用いることができ、日々の健康に手軽に役立てることができます。
たんぱく質制限が必要な人にはとてもおすすめできますが、医師に厳密に制限されるほどの人は一度医師に相談しましょう。
【食宅便】やわらかい食事
食宅便ではあごの筋力が衰え、咀嚼が難しい人向けに見た目は普通の食事と変わらないのに舌でも崩れるくらいやわらかな料理を提供しています。料理の醍醐味である、目で楽しむ、香りで楽しむ、食べて楽しむのすべてを満足させてくれるお料理です。
食べるのが好きだけど噛むのが困難になってきた高齢者の人におすすめしたいコースです。
【食宅便】低糖質セレクト
低糖質で糖尿病など気を付けなくてはいけない人のためにおすすめなのが低糖質のコースです。家庭では計算しにくい糖質の量も、食宅便でなら簡単にケアできます。
食宅便の糖質セレクトはかぼちゃの煮物1切れと同じレベルの糖質で、1食あたり6gという低糖質弁当に仕上げてあります。ここまで低糖質に仕上げてある食事宅配は食宅便だけなので糖質制限が必要な方は食宅便の低糖質セレクトコースがイチオシです。
【食宅便】ダイエット食
食宅便ではダイエットを目的とした健康支援サービスを行っています。
食宅便のダイエットははらすまダイエットといわれるもので、苦しい運動や厳しい食事制限を一切行わず、内臓脂肪を減らすために開発されたダイエットです。食事を1日1食、食宅便のダイエット食に切り替え、日々の体重などのデータを記録していくだけです。
6ヶ月間で今の体重の5%原料を目標として取り組むコースです。
食宅便の味はまずい?
実際に注文して食べてみたので感想を!
googleで「食宅便」と検索してみると「食卓便に関連する検索キーワード」というところに「食宅便 まずい」と出てくるので初めて購入した時は「あ、やばい失敗したかも。」と不安になりましたが…
実際に食べてみたら全然おいしい!!!
というか、私は今まで食事宅配サービス(冷凍弁当宅配)を7社ほど使って味のおいしさを比べてみたのですが、食宅便は間違いなくベスト3にランクインするおいしさでした。
多分、食宅便を初めて注文する人が「食宅便がまずいと感じた人の口コミ」を探すために検索しているのかな〜と!でも実際に食べた私から言わせていただくと、普通においしいので心配する必要ありません!
コンビニ弁当のような苦味もなく、塩分控えめでもしっかりと味が付いています。塩分控えめでも味付けが質素にならないように独自の調理法を確率しているんだなと感じました。
食宅便の味付けは家庭の味に近くなるよう再現されたお料理なので万人受けする味付けですし、普通においしくてこれで健康的な食生活ならもう毎日食宅便でいいじゃん!と思ってしまいました(笑)
麻婆豆腐弁当
エネルギー | 220kcal |
たんぱく質 | 15.8g |
脂質 | 12.3g |
炭水化物 | 11.4g |
食塩相当量 | 2.4g |
私の大好物な麻婆豆腐ですが、辛さは控えめですが多少ピリッとしていて味もしっかり濃いので全く文句なし!そして、各社味付けが大きく異なる「ひじき」ですが、食宅便のひじきは私が食べ比べした7社の中で1番おすすめできる美味しさでした。
海鮮きのこソースもメインのおかずってくらい美味しいのでこのメニューはかなりおすすめです。そして、りんごとレーズンのワイン煮もデザートっぽい感じで美味しかったです。普段はりんごがサラダに入ってるのとか絶対に許せないタイプなんですが、これは美味しかったです(笑)
鶏肉のハーブガーリック弁当
エネルギー | 190kcal |
たんぱく質 | 24.4g |
脂質 | 3.8g |
炭水化物 | 14.8g |
食塩相当量 | 1.8g |
鶏肉のハーブガーリック弁当はしっかりハーブの香りがして鶏肉の美味しさを引き立てているのでついつい白いご飯が進んでしまう味付けです。マグロの煮付けも優しい味付けでレンジでチンしただけのおかずとは感じません。
副菜はさっぱりしている味付けで少し味の濃い鶏肉のハーブガーリックに合わせるのにちょうど良い味付けでした。このメニューは低カロリー高たんぱく質な食事なので体をしぼりたい人にもおすすめな筋肉飯です(笑)
ビッグ海老フライ弁当
エネルギー | 385kcal |
たんぱく質 | 16.3g |
脂質 | 21.7g |
炭水化物 | 31.1g |
食塩相当量 | 1.8g |
ビッグ海老フライは塩分が1.8gしか使われていませんが、タルタルソースでしっかりと美味しく食べることができますし、豚肉とキャベツの炒め物やだし巻き卵、バンバンジーなど全てがメインと思えるほど美味しい味付けでした。
ヘルシーな食宅便にしては385kcalとややカロリーが高いですが、それでも海老フライという高カロリーになりがちなお弁当で500kcal以下なのでとても評価できます。
食宅便の温め方は簡単!
食宅便は袋の端を斜めにハサミで切って袋から取り出さずに電子レンジで加熱します。
温め目安は500wで4分、700wで3分30秒です。私はいつも600wで3分20秒温めていてできたて熱々って感じで食べることができているのでよければ参考にしてみてください。
食宅便の評判と口コミを調査
なんとInstagramで口コミを調査していると「東京皮膚科形成外科総院長」のお方も食宅便を食べてダイエットをされていることが判明しました。お医者さんも食宅便を食べていると知るとなおさら食べてみたくなりますよね♪
育児中のママさんも栄養のことを考えて旦那さんと話し合い食宅便を初めてお昼置き換えを初めてみたようです!
ビーチバレー選手のお方も食宅便の宅配食事を利用して体づくりに励んでいるとの口コミがありました!
InstagramやTwitterで口コミや評判を調査してみた感じでも医師のお方やスポーツ選手など第一線で活躍する方も利用している食事宅配なので気になっている方はぜひ一度お試ししてみることをおすすめします。