高齢者でも食べやすい食事宅配ランキング【柔らかい宅配介護食もあり】

超高齢社会に突入し様々な問題が浮上していますが、高齢者の食生活もその一つです。

最近よく取り上げられる「健康寿命」という言葉がありますが、健康寿命とは「日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間」のことを指します。

その健康寿命の根源を支えているのは何といっても「毎日の食生活」です。

しかし、日本では独居の高齢者や高齢者夫婦だけの世帯が多いために買い物や調理が大変であったり、同じものばかり食べてしまったり、食への関心が薄れてしまったり、運動不足により食欲が低下したりと、栄養バランスの良い食生活を実現できていない方が多いのです

そこで有効活用して欲しいのが「食事宅配サービス」です。

食事宅配サービスは管理栄養士によって考えられたレシピを元に調理されている冷凍弁当を宅配してくれるサービスです。栄養バランスの良い食事を手軽に食べることができるので今とても注目されているサービスでもあります。

この記事では高齢者の食事に関する重要性や今後の健康につながる、食べやすくて美味しいおすすめの食事宅配とやわらかい介護ケア食をランキング形式でご紹介しています。

記事の監修者
廣野 沙織
管理栄養士

フリーランス管理栄養士。レシピ制作や料理教室、出張料理などを行いながら食事指導・セミナー公演・食関連サービスの監修/企画/運営と幅広く活動中。根拠のある食・栄養に関する情報発信を得意としております。

廣野 沙織【プロフィール】⇒

記事内容のみ監修。ランキング、比較部分は「楽チン宅配食生活」運営者が決定しています。

先に要点まとめ

高齢者食事のポイント

  • 栄養バランスを意識
  • 高齢者は低栄養に注意
  • 塩分摂取量に注意

高齢者おすすめ宅配食

高齢者の食事の重要性

高齢者の食事の特徴
高齢者と一言で言っても、病気を患っている高齢者と健康的な高齢者では生活スタイルが大きく異なります。

そして病気を患っているか否かでは、周りの家族の状況も変わってきます。身内に高齢者がいる家族からすると、いつまでも健康で元気にいてほしいというのが本音ではないでしょうか。

今健康で元気であったとしても、加齢とともに体の機能が徐々に下がっていくのは避けられません。

健康のためには毎日栄養バランスの良い食事をしっかりと食べて、適度な運動を行うのが理想的ですが、そうでない場合は急に体力の低下が顕著になるかもしれません。

高齢になると、あっさりした味付けの食事や、その反対にかなり味の濃いものを好んだりする方も増えてきます。一方で調理が億劫になったり、噛み切れない食べ物が増えたり、食べられる量が減ってしまうことで、ついつい麺類やご飯、パンなど手軽に食べられる炭水化物だけになってしまうこともよくあります。

しかし、これでは健康な体を維持するのは難しいですよね。

高齢者こそ栄養バランスの良い食事が大切

栄養バランス

主食には臓器や脳をはたらかせるエネルギーとしての働きがあり、肉や魚などの主菜には筋肉などを作る役割があります。また野菜や果物などの副菜には免疫機能や体の機能維持に欠かせない栄養素が多く含まれています。

これらの料理を毎日、毎食バランスよく食べることは、高齢者にとって非常に大切なことで、健康状態にも直接関わります。

さらに、高齢者の方は「食事をしっかりと口から食べて栄養を摂取する」ことがとても大切です。

高齢者の方が気をつけたい食事の注意点

高齢者は低栄養に注意

平成29年国民健康・栄養調査結果の概要によると、日本の65歳以上の男女で低栄養傾向の方は平均値で16.4%存在します(*1)。

これは65歳以上の約6人に1人(*2)が栄養不足の可能性があるということです。

高齢者で低栄養になってしまうと、次のような悪循環が引き起こされてしまう可能性があります。

悪循環の一例
  • 筋肉量の低下
  • 骨量の低下
  • 免疫力の低下
  • 怪我が治りづらい
  • 認知機能の低下

このような悪循環を生まないためにも、高齢者の方は若年者に比べてより一層栄養バランスの整った食事を心がける必要があります。

家族が食事を用意する場合、高齢者の方の好き嫌いや食べられるものに合わせて調理することは手間がかかるというのは確かですが、食事を用意する方も、本人にしっかりと栄養を摂ってもらうことを意識しなければなりません。

塩分の摂取量にも気をつけよう


高齢者になると味付けの薄いものを好むようになったり、その逆にかなり濃い味付けのものを好むようになったりと食への変化が現れることが多いです。

その際に気をつけたいのが塩分の摂取量です。塩分不足でも塩分過剰摂取でも健康にはよくありません。

高血圧や腎臓病など疾患を抱えていない、健康的な高齢者の場合には1日7g~8gの食塩摂取を目安にしましょう。

塩分を毎日大量に摂取していると高血圧や腎臓病などを発症する可能性が高くなり、また、高齢者の方は塩分の多い食事を食べ続けることによって急激に血圧が上昇し心筋梗塞や脳梗塞の原因となる恐れもあります。

一方で、近年では「過度に減塩すると認知症のリスクが高まる(*3)」という研究結果もあるため、塩分の減らし過ぎにも注意が必要です。まずは1日7g~8gの食塩摂取を目安に食生活を送ることを意識しましょう。

健康的でしっかり食べる高齢者におすすめな食事宅配ランキング

高齢者におすすめな食事宅配ランキング
上記でも述べたように、高齢になると体の健康を考えた食事よりも、どうしても食べやすくて簡単な料理やバランスの悪い食事になりがちです。どんなに健康であっても偏った食事を続けていると、知らず知らずのうちに筋力や体力が低下してしまうかもしれません。

健康であるうちはあまり食事宅配について気に掛けることもないかもしれませんが、今しっかり食事を食べられている高齢者にこそ食事宅配はおすすめできるものです。

健康的でしっかり食べる高齢者におすすめの食事宅配についてランキング形式で詳しくご紹介しましょう。

1位 わんまいる

わんまいる豚の野菜炒め弁当セット
わんまいるの食事は代表自らが献立紹介を添え、手作りのぬくもりが感じられる特徴を持ったものです。合成保存料を使用せず、真空パックで急速冷凍された主菜1袋、副菜2袋は、湯煎5分で食べられる手軽さが魅力です。

管理栄養士が1食当たり平均400Kcal以下、塩分3.5g未満に抑えて考案したメニューは、毎月更新されるので食べ飽きることがありません。味付けもちょうどよく健康的でしっかり食べる高齢者が「食」を楽しめる献立に仕上がっていて、栄養バランスにも配慮された食事は健康サポートに繋がります。

わんまいる
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2位 ワタミの宅食

ワタミの宅食チンキカツ弁当
ワタミの宅食弁当は栄養管理士と料理人が連携して、塩分やカロリー、バランスの良さにこだわって作っているお料理です。宅食弁当のラインナップは利用する人の好みに合わせて選ぶことができます。

中でも健康的でしっかり食べたい高齢者におすすめなのがいきいき珠彩シリーズ、まごころ御膳シリーズです。この2つのシリーズは15品以上の食材を使って、食塩相当量4.0g以下(いきいき珠彩)、2.5g以下(まごころ御膳)で考えられているお弁当です。

食べごたえのある主菜、副菜はしっかりとおなかを満たしてくれるボリュームで、それでいてバランスにも配慮されているため、偏食の心配がありません。また冷凍でなく毎日届けられるお弁当なので、温もりも感じられ一人暮らしの高齢者にも安心です。

ワタミの宅食
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3位 食宅便

食宅便の麻婆豆腐弁当
素材を厳選し、家庭の味を大事に作られているのが食宅便のまごころごはんです。およそ9,000人の管理栄養士・栄養士を擁する日清医療食品のノウハウでおいしさにこだわりながら、カロリーや塩分を抑えたバランスの良い食事を提供しています。

食事は和・洋・中・メインディッシュ肉・メインディッシュ魚と好みのコースから選べます。主菜、副菜がたっぷりの食宅便の食事は食べ応え十分で、小さな子供から高齢者までおいしく食べられると評判です。

食宅便
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高齢者におすすめの冷凍弁当宅配を比較

わんまいる ワタミの宅食 食宅便
1食当たりの価格 737円~ 490円~ 560円~
送料 850円 なし 定期便価格390円
1ヶ月(90食)の価格 1セット
(5食分)×18
71,640円
1セット
(5食分)×18
44,100円
1セット
(7食分)×13
50,960円

柔らかくて食べやすいおすすめ宅配介護食

高齢になってくるとだんだんと咀嚼力が弱くなり、嚥下も難しくなってきます。そのような高齢者にとって通常の食事では固いと感じるものが多く、食事自体が億劫になるケースも少なくありません。

高齢者に配慮した宅配食には、咀嚼、嚥下が行いやすい食事も多く、無理のない力で食事を楽しめる料理のラインナップが用意されています。柔らかくて食べやすい宅配食についていくつかご紹介しましょう。

やわらかダイニング

やわらかダイニング
噛む力・飲み込む力が弱くなってきた人向けの食事を専門で扱っているのが、ウェルネスダイニングが運営するやわらかダイニングです。やわらかダイニングの食事は、やわらかさによって3つのコースに分かれているので、その人その人の咀嚼、嚥下の力に合わせて食事を選ぶことができます。

食事はただ単に柔らかさだけを追求したものではなく、食材の大きさやまとまりやすさにも配慮され、見た目も楽しめるように食材の形にもこだわって作られています。管理栄養士が栄養バランスに配慮し、飽きずにおいしく食べられるように和洋中の豊富なメニューを日々開発しています。

食事は電子レンジで温めるだけでしっとりと柔らかい熱々のお料理になり、冷凍で3か月以上の長期保存が可能です。

やわらかダイニング
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ちょっとやわらかめ宅配食

ちょっとやわらかめ宅配食
やわらかダイニングの3つのコースの中で、やわらかさレベル1の程よいやわらかさの食事がちょっとやわらかめ宅配食です。

ちょっとやわらかめ宅配食は、飲み込む力は問題ないものの噛む力が衰えたなという人におすすめの食事で、食材本来の触感を残しつつ程よくやわらかく作られています。

口に入れやすいサイズで、食べやすく、硬さで言えば厚焼き玉子くらいのしっかりとしていて、それでいてやわらかいのが特徴のお料理です。

かなりやわらか宅配食

かなりやわらかめ宅配食""
やわらかダイニングの3つのコースの中で、やわらかさレベル2のお箸ですっと切れる食事がかなりやわらか宅配食です。

かなりやわらか宅配食は、噛む力だけでなく飲み込む力も衰えてきた人向けの食事で、見た目は普通食と変わらないものの「凍結含浸法」を用いてお箸で簡単に切れるくらいやわらかく作られています。

嚥下力の衰え始めをサポートすべく、やわらかさだけでなく飲み込みやすさにも配慮されたお料理は、だし巻き卵のようにふんわりと柔らかい特徴があります。

ムースやわらか宅配食

ムース食
やわらかダイニングの3つのコースの中で、やわらかさレベル3のスプーンでつぶせるほど柔らかい食事がムースやわらか宅配食です。

噛む力も飲み込む力も弱くなった人向けの食事で、ムース状にしたおかずはどれもスクランブルエッグやプリン、茶わん蒸しのように柔らかく、簡単に舌でつぶすことができます。

それでいて、見た目から食欲が出るようにおかずはどれも実際の食材に近い形に作られています。食べやすさだけでなく、見た目にもこだわっているので食べることそのものを楽しむことができます。

やわらかダイニング
公式サイトからお試し注文

食宅便やわらか食事(あいーと)

食宅便やわらか食事(あいーと)のメニュー
食宅便のやらわか食事(あいーと)は、見た目はしっかりとしたおかずですが、舌で崩せるほどやわらかく作られているので歯が少ない高齢者や噛む力の弱い高齢者、飲み込むのが少しだけ難しい高齢者でも食べることができる冷凍弁当です。

自宅で高齢者用の食事を作るとどうしても、きざみ食やムース食になりがちで見た目はあまり美味しそうではなく、食欲をそそらず食べてもらえないといったこともありますが、食宅便やわらか食事(あいーと)をなら見た目も香りも美味しそうですし、実際に食べても美味しさをしっかりと感じることができます。

減塩食になっているので高血圧が気になっている高齢者や腎臓にやさしい食事宅配を探している方に最適です。

食宅便やらわか食事(あいーと)
公式サイトからお試しする

高齢者の食事宅配まとめ

高齢者の食事はとても大切なことですし、毎日の食生活による積み重ねで健康的な体を作り出しています。

食事から摂取する栄養を軽視せず、健康的なうちはしっかりとよく噛んで栄養バランスの良い食事を食べ、食べるのが少し大変になってきた高齢者でもやわらかい介護食でしっかりと食べて口から栄養をしっかり摂取することが大切です。

高齢者の食事を作るのはとても手間がかかりますので、食事宅配を取り入れて無理のない介護生活を実施してみてください。

執筆者  /    鈴木 豪
監修者 / 廣野 沙織

この記事で参考にした資料

(*1)平成29年 国民健康・栄養調査結果の概要

(*2)総務省統計局の人口推計(平成29年65歳以上の人口3514万人)の16.4%の数値です。

(*3)気をつけろ!減塩しすぎると「認知症」になる(現代ビジネス/講談社)

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